人気ブログランキング | 話題のタグを見る

徳島で働き始めました。


by lulucchi

vsサガン鳥栖@スカパー観戦記。

オンタイムで久々に見ることができた。
スピードある攻撃で前節は4得点の鳥栖と勝負。ここまで押し気味の時間帯も多いだけに、その時間中にどこまで攻勢をかけられるかが勝負だ。

スタメンはたぶん以下の通り。ガンバから移籍の岡本はベンチ入りだ。

     羽地
  片岡   伊藤
富士       大場
  筒井   秋葉
 小峯 大森 谷池
     高橋

前半はヴォルティスが優勢。今日はMF6人と中盤で優位に立ち、前線では羽地がしっかりとボールキープ、といういい形を作っていく。一方のサガンは主導権こそとれないもののカウンターからの新居の飛び出し、コーナーからのセットプレイに活路を見出す。

最初のチャンスはヴォルティス。前線でボールを受けた羽地が持ちこんでのシュート。これは飯尾が身を挺してあたりシュナイダーが抑える。その直後にも伊藤→谷池へのパスとシュートなど、おしいチャンスが何度もある。前節と違って2・3列目へのプレッシャーがそれほどきつくないため、いいボールが出てくるようだ。

一方の鳥栖は17分頃から反撃。コーナーから得たチャンスを元にサイドを使ってフリーの選手を作り出す・・が最後に合わせる選手がいない。しばらくは耐えながらも前線の選手の足技で1点を狙うという方針は明快でいい。27分の飯尾のボールさばきからのシュートなどは恐ろしいものだった・・・・。

もっとも一方で徳島が攻めつづけていたというのも事実で、伊藤のミドルシュート、そしてFKからの片岡のワンバウンドからのシュートなど、後少し枠によっていれば・・・と思える惜しいシュートの連続であった。31分にはフリーになった大場がゴール前に。これも鳥栖DFの体を張ったプレイにシュートコースを遮られてしまい、惜しくも得点にならない。過去2試合ではいずれも先制されているだけに、ここでなんとか先制して相手ゲームプランを崩したいところだが・・・・。

前半終了に近づくにつれヴォルティスの攻撃は続く。38分には羽地の素晴らしいヘッド!が、これもポストに嫌われる。ここからはサガン、前半最後の反撃。40分には鳥栖のシュートが谷池にあたり危うくオウンゴールになりそうな所を高橋ががっちりセーブ。イーブンで前半を終了した。


後半開始直後はヴォルティスが最近一番やられてしまう魔の時間帯。これを避けるために立ち上がりはロングボールを多用する形となる。序盤のピンチを乗り切ると前半よりも緩やかになったサイドを富士が上がり、いいフェイントなどでチャンスを演出するようになる。前半は窮屈そうだったもんなぁ・・。65分には羽地を抑えていた飯尾が負傷で退場になり、いよいよチャンスが広がる。

が、先制点は何と鳥栖!69分、パンチングでクリアしようとした高橋が相手と交錯し、その間に新居に先制されてしまう・・・。痛い失点だ・・・が。この得点を守りきれないのも徳島ー鳥栖のここまでの試合でもあるわけで・・・

案の定、というかDFを2枚変えざるを得なかった誤算というか、ここからは徳島の猛反撃。74分には秋葉のFKを大場が競り勝っておとし、それを羽地がヘディング!。しっかりゴールに叩き込む!チームはさらに富士に代え前線に小林を投入。77分には小峯からのロングボールをうまくコントロールしてまたも羽地がすばらしいシュート!ついに勝ち越しに成功する。

その後は金・鎌田と投入したヴォルティスが逃げ切り。念願の鳥栖戦初勝利をゲットした。

徳島ヴォルティス2-1サガン鳥栖


正直前半の点が入らない状況を見て厳しいかと思ったが、勝因としては中盤でのパス合戦で主導権を得たことではないかと。一方で相手チームの負傷による作戦の変更などに助けられた部分もあったとは思うが・・。それでも、局面局面での戦いかたというものが形になってきており、調子を上げてくるんじゃないか、と密かに期待しておったりもするのですよ。

次節見に行けそうだし、ぜひ強いヴォルティスを福岡相手にも披露して欲しい。


個人的には片岡のすごいシュートと小峯のすごいタックルに驚き。生で見たかった・・・。
by lulucchi | 2005-08-20 21:13 | ヴォルティス