徳島で働き始めました。


by lulucchi

ベルギー王立美術館展@国立国際美術館。

ベルギーといえばワッフル。チョコレート。あとヴィルモッツ。そんなヨーロッパの中でも地味目なベルギーの美術館展(リンクは東京でやってたときの)に行ってきました。金曜日だったので程よい入り。いい感じです。

さて、この美術展の見所は「何でもあり」なところ。17世紀から20世紀まで、カトリック期の絵画からシュルレアリズムまでって幅が広すぎます。が、昔の絵だからと言ってぬるい絵かと思って見ていると痛い目に。
例えばルーベンスの「聖ベネディクトゥスの奇跡」。聖人が偽の王を見破る構図なのですが天上で見守る天使、救いを求めて群がる病人たちとやりすぎです。圧倒されます。そりゃドラクロワも模写するわ。
ヨルダーンスの「飲む王様」もインパクトではかなりのもの。豆の入ったケーキを得た人が”王様”となって騒ぐ(まさに王様ゲームですな)構図だが、嘔吐する人はいるわ酒はこぼすわ子供の尻を拭くわ、わけわからんことになってます。これまた圧倒されました。

近現代のほうは一転して美しかったり、不思議だったり。ルイ・ガレの「芸術と自由」がかっこよかったりアンドールの「燻製ニシン・・」で批評家をけなしてるのを見ていつの時代も変わらんよねと思ったり。
シュルレアリスト・マグリットは鳥の絵の中に雲が描かれてる絵が有名だけれども、今回は「光の帝国」がかかってました。かっこええ。現代美術って説明してもらわんとわからんとかそういうアレなのが多いけれども、これは単純にいいなぁと。ブルトンのシュルレアリズム宣言は大学のとき読んで10分で降参したんで、理論はさっぱりわからんが・・・。いや、いい展覧会でした。
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by lulucchi | 2007-04-15 23:37 | 雑記