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by lulucchi

「僕のプレミア・ライフ」~

サッカーを追いかけている人には激しくオススメだがそれ以外の人には全くといっていいほど勧められない「僕のプレミア・ライフ」(N・ホーンビィ著・新潮文庫)を読む。自伝的内容の小説は、主人公がいかにしてアーセナルファンとなり、そして25年にわたってアーセナルに人生を捧げ続けているかを淡々と語る作品だ。この頃のアーセナルがまた、ここ一番で勝てないんだ・・・。

あれ?その名前、どこかで聞いたことある・・・という人はたぶん映画ファン。「アバウト・ア・ボーイ」とか「ハイ・フィデリティ」とか、これまた好悪が分かれる(僕はどっちも大好きだ)作品も書いてる小説家だ。

ホームでの観戦は欠かさず、仕事も観戦の都合がつく仕事を選び、熱意が高じてスタジアム横に住居を構えて住むようになった主人公。長年見続けていれば選手も監督も変わっていくけれども、変わらず応援を続けていられるのは、実はチーム(もっと言えばスタジアムであり、その地域ですな)という場所への、帰属意識の表れに他ならない。話としては何しろ失意のシーズンがしばらく続くのだから、決して盛り上がるような内容ではない。けれどもチームを愛し・・いや、一体化し見続ける主人公の姿には、非常に共感したってことですよ。
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by lulucchi | 2007-03-27 22:34 | サッカー