徳島で働き始めました。


by lulucchi

パウル・クレー 創造の物語

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札幌に行ったついでに、道立近代美術館に「パウル・クレー 創造の物語」展を見に行く。

すごかった。気がつけば2時間くらい見ていた。

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壊れた鍵。飄々とした感じで、どことなくおかしみがあるのに、どこかさびしい感じ。


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赤と白の丸屋根。クレーがなにかえらく感銘を受けたらしいチュニジア旅行の跡。何色って言えないのに、配色ばらばらなのに、綺麗な色でぴったり当てはまる感じ。

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←赤いチョッキ。前述の鍵よりもなんだか、ソワソワした感じ。単純な線の集まりなのに、それが人に見え、何か動物に見え、飛行機に見え。

そして最晩年の有名な「忘れっぽい天使」。昨今少々商業化され、持ち上げられすぎるきらいはあるけれども、純化された線の描き出した素晴らしい作品なのは間違いないと思う。
晩年クレーは病気で手が不自由になり、前半生のような細密な絵を描くことが出来なかったらしい。名手が満足に筆を動かせなくなることは、それはきっと苦しいことだろう。それもあって作風が変化していったのだろうが、それでもなお新しい表現を生み出す画家はただ〃すごいと思う。
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by lulucchi | 2006-09-29 20:21 | 雑記