徳島で働き始めました。


by lulucchi

クラブ経営状況を考える。

Jリーグの経営状況が発表。いい試みだ。(PDFファイル

以下この図表を見て思ったことをいくつか。
・徳島の収入は5億9600万円。同等のチームとしては横浜FC・甲府・山形あたりか。J1最低の大分が約15億だから、入場料収入・広告料収入共に、J1昇格には現状では物足りない。
・営業費用が5億4900万円。人件費は非公表だが推定されるのは事業費の5.5~6割程度だから2億程度と推測される。
 少々アレな見方をすれば選手人件費=仕入原価な訳で、よく世間を賑わす人気有力選手を取ってチーム強化・・という考えはある意味間違ってはいないわけだが、どのチームも人件費分を入場料収入で賄えない状態であれば非常に危険な考えだと言えるだろう。それを地でいってしまったのがちょっと前のヴィッセルであって。
ただ、一方で若くて安い選手を獲得→強豪チームに売る、といったプロビンチア的思考も、上位チームの人件費状況を考えればそれほど日本に根付くとは思えない。
大事なのは「ヴォルティスに根付いた、サポーターに人気のある(≒客の呼べる)選手をいかに育成するか」ということだろう。そのためには継続的チーム力の向上方針を明確に掲げることかもしれない。こういうサッカーを、チームをやってますよ、というのが魅力になるのだ。
・一般管理費は他J2クラブに比べて少し大目。通常人件費はこっちに含まれるのだがそうでないとすれば固定費が少なければいいのだが。そういえば練習場を作る話があるがその辺は今後こっちに計上されるのだろうし。
・貸借対照表上はJ2屈指の健全さ。ちゅうか、他のチームは大変だな・・・。逆を言えば、今無理をして昇格を目指す・・というスタイルは確かに財務上は徳島の利点を消すということになることなのかもしれない。集会でのフロント陣の発想の裏づけはこの辺りか来る部分もあるのだろうが、ただ「継続的によくなっている・成長している」ことを発信しサポと共感していかないと画餅になっちゃうかな、とも思います。
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by lulucchi | 2006-09-20 23:46 | ヴォルティス