徳島で働き始めました。


by lulucchi

それぞれの立場とか、サポータ論とか。

この前飲食系の方とお話をする機会に恵まれたのですが、景況は厳しいとのこと。
そうだよね・・・そんな中話してもらった、効果のある、でも難しいマーケティングの話。

それは力のあるクーポンマガジンを使うということ。宣伝費かかるけど、お客は増えます。
でも、それを残していくには乗せ続けないといけない。危険な体力勝負。
ま、発行元にしてもWebであっても紙媒体であっても、要は採算ラインさえ取れるか…取れれば
あとはオンするだけなのですが、そこまでが…ということなのでしょうね。
知名度の違いはあったとしても。

自分もかつて働いていたときに両方の媒体を使って販促してみたのですが…
確かにお客様は増えるんだけど費用ほどの効果はなかったり、
あっても本来ターゲットにしている方と違う層が来て戦略の練り直しをしたり
いろいろ勉強になりました。

大きい会社でそういうことをしている時は「勉強になったな、いや…大変だわ」で済むのですが
小さい会社ではそんなことは言っていられません。難しいわ。

話し変わると…ここのところいくつかの徳島系ブログで話になっている温度差の話。

先に結論をいっておけば「人それぞれで、関わり方によってどれも正解」ではあるのだけれど。
でも「こういう形にしたいな」という戦略というのは確かにあると思うのです。

わたしははこの前の試合についてはダービーと銘打っているのだから、
当然勝利至上主義であってほしいと願っていました。サポですから。勝利以外にどんな満足があるのか。
でも、チーム…というか法人としてのヴォルティスはそうではなかったのかなぁ…と思ってみたり。

思えば、昨年のダービーはわかりやすかった。
「最下位から脱却しチームの生まれ変わりを図る」
ダービーでの勝利がチームにしても、選手にしてもサポーターにしても至上命題(のひとつ)と
なっていたように思います。

今年はどうなのでしょう。現状の順位は5位。
今の順位など何の保証にもならないとはいえ、このまま…と考えてもおかしくはないですし
そうであれば将来のためにもっとサポーターの裾野を広げたい、と思うのも普通だと思います。
でも、今のためにももう少し戦いたかったな…と思ってみたり。

多くの集客を目指すことも大事だし、それはチームをより強くしていく礎になるのだけれど
そのためには来た人を満足させる必要性があるようにも思います。
ただ、スポーツってそのあたりが難しくて…必ず来た客をハッピーにして帰すことができるのか、といえば答えは否なんじゃないかな、と思ったりもします。
それがサッカーで、難しいというのなら、それは正しいのだけれど。
でもダービーで勝てなくて悔しい、だから次勝つために見に行こう、そこまで意識をもっていくことがスポーツ文化の醸成ではないかと考えたりもするのです。

これは私が勝手に思っていることなんだけれど…
今回のダービーの盛り上げ方は、スポーツとしての盛り上げ方よりもイベントや、もっと言えばテーマパーク的なそれに近かったのではないかと考えてみたり。
来たお客様をいろいろなイベントで満足させて帰す。そのこと自体は大事なことだと思うのです。
例えばディズニーランドが優秀なのはイベントの秀逸性よりも、企業としてのコントロール力(それは従業員はもちろん、客を含めてまで)が尋常ならざるくらい秀でているから…と大学時代私は書いていたのですが、
その意味では今回のようなイベントでの空気のコントロールは至難を極めます。
そもそも、スポーツイベントでは勝敗はコントロールできないし、人員が足りないのだから仕方ないことなのだけれども…


わたしはチームとサポーターの関係は「店と常連客」みたいなそれじゃないか…と考えていたりします。
単に近場の店だから食べに来る人もいれば、店員のファンもいる。この店の味が好きなんよ…と言う人もいる。こんな店にしたい…と思っているスタッフもいれば、俺の料理を食わせたいと思う店員もいる。客のために必死になっている店員には、そりゃファンもつきます。

ただ、繁盛店になるにはそれぞれの思いがかみ合った場がないといけないんじゃないかな…とも思ったり。
客の好みとは別に店を大きくしたいだけ、なら足は遠のくだろうし、やっぱり客にうまいもの食わせる、という前提がなければそもそも成り立たない。逆に好き勝手ばかりしている客だけでも店は成り立たない。
空気を、場を醸成していく部分は必要なのかもしれません。難しいのは「それはこんな空気だ!」ということもできないし、どんな場が正解かというのもない、ということなのかもしれないけれど。

今回は一年に一回の大事な日で、だから友人を呼んできたんよ、という人もいたと思います。宣伝のためにボランティアでビラまいてきたんよ、という人もいたと思います。自分もそうでした。
店で言えば、そこまで愛される店ってなかなかありません。それだけの可能性をヴォルティスは持っているのだと思います。一方で、いつもは行かないけどせっかくの機会だしいってみようか…という人もいたでしょう。
様々な立場の人がいて、ただ、今回はMixされた場がうまく作れなかったな、という気もします。
ここまで書いてきて、やっぱりうまく書けない自分にいらいらします。

それにしても、やっぱり勝ちたかったなぁ。
富山にはがっつり勝負して、すっきり得点して、きっちり勝って、もやもやを払拭したいですね。
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by lulucchi | 2010-04-21 09:35 | ヴォルティス